
仕事中や休日も毎日コーヒーを飲んでるけどカフェインの取り過ぎかも?
このように感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか?



でも実際のところはよくわからないしコーヒーも大好きだから飲みたい!



このサイトではコーヒー好きな方にデカフェ(カフェインレスコーヒー)を活用した、コーヒーのメリットを生かす飲み方を提案していきます。
- コーヒーの飲み過ぎで寝付けない方、睡眠に不満のある方
- 妊娠中や授乳中のママさん
- カフェインの取り過ぎを気にされている方
- カフェインの摂取を制限されている方



そんな私もコーヒーを水がわりに飲むような生活を続けて数十年でした。
現在ではデカフェ(カフェインレスコーヒー)を飲んでカフェインコントロールをしています。
飲んだデカフェは80種類以上。
このサイトを読んでいただくといろんなデカフェやそのデカフェを活用したコーヒーの飲み方が理解できます。



コーヒーは決して悪者ではありません。メリットが多く、デメリットは取り過ぎによるものです。
それではコーヒーの成分からみていきます。
コーヒーの成分は主に6種類





まずコーヒーにはどんな成分が入っているのか見ていきます。
- カフェイン
- クロロゲン酸類(コーヒーポリフェノール)
- 酸
- 多糖類
- ショ糖類
- アミノ酸



コーヒー=カフェインと思われていますがおおまかに6種類の成分があります。
クロロゲン酸はコーヒーポリフェノールと言われ、メリットも多い成分です。
コーヒーの作用として大部分を占めるのがカフェインとクロロゲン酸類になります。


そして大きな作用があるのはカフェイン。



それではカフェインとはどんな成分なのでしょうか?
カフェインにはどんな効果があるの?





コーヒーと言えばカフェイン。
カフェインには様々な効果があり、メリット・デメリットがあります。
メリット・デメリットを見比べてみると表裏一体になっています。
適正なカフェインの摂取量は成人で400mg(妊婦さんや授乳中のママさんは200mg)と言われています。
適正な量を摂取すればメリットも多いですがそれを超えるとデメリットになります。



要するに適量ではメリットは多いけど取り過ぎは良くないということ。


クロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)にはどんな効果があるの?





クロロゲン酸は別名コーヒーポリフェノールと呼ばれています。
適正摂取量は諸説があり500mg~1500mg等と言われていますが、まだ明確になっていません。
ただ水溶性の為比較的作用は早く出ますが長時間持続出来ません。



メリットが多いクロロゲン酸ですが約4時間で体外に排出されるのでこまめに摂取する必要があります。





カフェイン・クロロゲン酸の効果をみた上でコーヒーを飲むメリット・デメリットを確認していきます。
コーヒーを飲むメリット8選





まずはメリットから!
- 覚せい作用があり、集中力を高めることができる
- 利尿作用があり、体の老廃物を排出することができる
- 心臓病・脳卒中・呼吸器疾患の死亡リスクを下げる
- 胃腸を刺激して消化を助ける
- 二日酔いに効果がある
- ダイエット効果がある
- 身体能力の向上効果がある
- リラックス効果がある
覚せい作用があり、集中力を高めることができる
朝6時半と午後2時にコーヒーを飲んだ場合。カフェインが作用して、全くコーヒーを飲まなかった場合より1日を通してはるかに覚醒度が高くなります。
引用元:lifehacker



朝起きて飲むとシャキッとしますね!
利尿作用があり、体の老廃物を排出することができる
利尿作用があることで体内の老廃物の排出が促進され、体内の水分の循環が行われる為むくみにも効果的。



得意先でコーヒーを出されて商談中にトイレに行きたくなることがありませんか?
心臓病・脳卒中・呼吸器疾患の死亡リスクを下げる
男性においては、コーヒーの摂取が脳卒中による死亡のリスクを減少させ (1日3 杯以上の摂取で 55% リスクを減少)、女性においては、緑茶の摂取が虚血性心疾患による死亡のリスクを減少させました (1日6 杯以上の摂取で 58%リスクを減少)。 ウーロン茶は男性の脳卒中・心疾患による死亡のリスクを低下させました(1日1杯以上の摂取で61%リスクを減少)。 また、紅茶と脳卒中・心疾患との関連は認められませんでした。 これら 4種類の飲料から算出したカフェインの摂取量は、男女ともに脳・心血管疾患のリスク低下と関連していました (男性で最大 38% 、女性で最大 22%のリスク減少)。さらに細かくみると、高血圧の人、肥満のない人(BMIが25 kg/m2未満)で カフェイン摂取と脳・心臓血管疾患による死亡率低下との関連が強く認められました。
引用元 JACC Study コーヒー、緑茶、ウーロン茶の摂取と脳卒中・心疾患死亡 峰晴 陽平氏



カフェインの効果はすごいですね。詳しくは引用元ページをご覧ください。
またクロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)には活性酸素を消す働きをして動脈硬化リスクを下げる効果があります。
胃腸を刺激して消化を助ける
カフェイン・クロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)には胃酸の分泌を活発にする作用がある為消化を助ける働きをします。



食後のコーヒーは効果的。
二日酔いに効果がある
カフェインには血管を収縮させる作用があります。
二日酔いの時の頭痛の原因はアセトアルデヒドという物質が原因。
このアセトアルデヒドは血管を拡張させる働きがあり、拡張することで頭痛が発生します。
カフェインの血管収縮作用で頭痛を緩和。
脳内の血流を増やして利尿作用で体外の排出すれば頭痛は解消されるという仕組み。



胃のムカつきがない方には効果的。
ダイエット効果がある
カフェインにはすい臓で作られる脂肪分解酵素であるリパーゼを活性化させる働きがあります。
またクロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)にも脂肪を分解する働きがあります。



他の要素が多いので実感として感じにくいかもしれません。
身体能力の向上効果がある
カフェインには覚せい効果があることは先にも書きましたが交感神経が覚せいすることでアドレナリンやノルアドレナリンが分泌が促進されます。
アドレナリンやノルアドレナリンの分泌で身体能力の向上効果が上がる他に脂肪を分解してエネルギーに変え、血流が増えることで筋肉にエネルギーが運ばれます。



アスリートも活用しています。
リラックス効果がある
コーヒーの香りにはリラックス効果があることが実験で証明されています。
またカフェインにもリラックス効果があることもわかっています。



一息つくときはコーヒー!
コーヒーを飲むデメリット5選





次はデメリット!
- 睡眠の質が悪くなる
- 妊娠中や授乳中の方は赤ちゃんに影響がある
- 利尿作用でトイレが近くなる
- 胃が痛くなる
- 歯が黄ばむ
- たばこが喫いたくなる
睡眠の質が悪くなる
メリットの裏返しでカフェインの覚せい作用で睡眠の質が悪くなります。飲む時間と飲む量をコントロールする必要があります。



コーヒーを飲み過ぎると寝付けない時がある。


妊娠中や授乳中の方は赤ちゃんに影響がある
コーヒーに含まれるカフェインには血管を収縮させる効果があります。
血管が収縮することで流産や早産にリスクが高まるだけでなく、赤ちゃんに栄養が届かず低体重児や低酸素状態になることがあります。
また胎盤を通して胎児にもカフェインが入ります。内臓が未発達で対外に排出できない為体内に蓄積されて発達障害や低体重児になる可能性もあります。
妊娠中の方や授乳中の方は一日摂取量を200mgまでにすることが望ましいとされています。


利尿作用でトイレが近くなる
これもメリットの裏返しで利尿作用でトイレが近くなります。



会議中や商談中に焦ったこともあります。
胃が痛くなる
こちらもメリットの裏返しです。胃酸の分泌が活発になることで自分の胃を刺激することになります。



二日酔いや心配事があるときに飲むと胃が痛くなります。
歯が黄ばむ
コーヒーを飲むとすぐに黄ばむというか黒っぽくなります。特に歯磨き後に飲むとすぐに黄ばみます。



定期的に歯医者に行ってきれいにしてもらってますがすぐに黄ばみます。
たばこが喫いたくなる
コーヒーとたばこは非常に相性が良いと言うのか悪いと言うのか。
コーヒーを飲むとたばこが喫いたくなるしたばこを喫うとコーヒーが飲みたくなります。



カフェイン・クロロゲン酸の効果を踏まえてコーヒーのメリット・デメリットをみてきました。
コーヒーのメリットを生かす飲み方とはどのようにすればよいのかご紹介をしていきます
コーヒーのメリットを生かす飲み方とは?





どのようにコーヒーを飲むとメリットが得ることが出来るのでしょうか?
- 一日のカフェイン摂取量を400mg(妊婦さんや授乳中のママさんは200mg)に抑えること
- 23時に寝ることを想定すると遅くても17時以降はコーヒーを飲まない
- 17時以降はデカフェ(カフェインレスコーヒー)にする
一日の摂取量を400mg(妊婦さんや授乳中のママさんは200mg)に抑えること



1日の適正なカフェインの摂取量は400mg(妊婦さんや授乳中のママさんは200mg)と言われています。
コーヒー好きな方はどうしても仕事中や家事の合間に水代わりにコーヒーを飲んでしまいがちかと思います。
その場合は簡単にインスタント(瓶入りやスティックタイプ)やドリップバッグのカフェインレスコーヒーを活用することをおすすめします。
23時に寝ることを想定すると遅くても17時以降はコーヒーを飲まない



体内のカフェインの半減期を6時間と想定した場合、23時に寝たい場合は遅くとも17時以降はコーヒーを飲まないようにしなければなりません。
身体の大きさやカフェインの耐性等によって半減期は変わるので自分で時間の調整が必要になります。
17時以降はデカフェ(カフェインレスコーヒー)にする



メリットの多いコーヒーポリフェノールですが体外に早く排出される為こまめに摂取する必要があります。
17時以降をカフェインレスコーヒーにすることでクロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)を摂取することが出来ます。
夕食後にカフェインレスコーヒーを飲むことでクロロゲン酸(コーヒーポリフェノール)の効果の一つ、「胃酸の分泌を促進する効果」で消化が促進され、深い眠りが取りやすくなります。



またコーヒーの香りにはリラックス効果があることがわかっています。
特にグアテマラ・ブルーマウンテンの香りはリラックス時に出現する脳波のα波が多く出現することがわかっています。
またコーヒー豆の焙煎の種類については深煎りの香りの方がリラックス効果が高いと言われています。



コーヒーのメリットを生かす飲み方についてみてきました。
それではデカフェ(カフェインレスコーヒー)についてご紹介していきます。
デカフェ(カフェインレスコーヒー)とは?


カフェインレス・ノンカフェイン・デカフェという言葉が出てきました。
それぞれ調べてみます。
カフェインレス・ノンカフェイン・デカフェとは?
カフェインレスコーヒー
「コーヒー飲料等の表示に関する公正競争規約および施行規則 第2条」によると
「カフェインレスコーヒー」とは、カフェインを90パーセント以上除去したコーヒー
と定義されています。
つまりカフェインはゼロではなく、少量入っているということです。
ノンカフェイン
もともとの原料にカフェインが入っていないものを言います。
麦茶・ハーブティー等がこれにあたります。
コーヒーの代用としてたんぽぽコーヒーやチコリコーヒー等があります。
つまりカフェインはゼロということです。
デカフェ
カフェインレスと同義ですがカフェインレスコーヒーを指す場合が多いようです。
つまり少量ですがカフェインは入っています。



最近でスーパーでもカフェインレス製品が増えてますね!
カフェインをどうやって取り出しでいるのか?



日本国内でコーヒーからカフェインを取り除く方法にはおおまかに2種類あります。
日本国内ではウォータープロセス法と二酸化炭素抽出法を使ってカフェインを除去しています。



日本で普通に購入出来るカフェインレスコーヒーは薬剤等は使用していないので安全に除去されています。
水のみを使用してカフェインを除去する方法
- スイスウォーター製法
- マウンテンウォーター製法
水と二酸化炭素を使用してカフェインを除去する方法
- 液体二酸化炭素抽出法
- 超臨界二酸化炭素抽出法
海外では塩化メチレンや酢酸エチル等の有機溶媒を使ってカフェインを除去しているものも多いですが日本国内では食品に使用することが出来ません。
- 慣用名は塩化メチレンですが正式名はジクロロメタン
- 有機溶媒の一種
- 皮膚や目に接触すると炎症を起こしたり、毒性があるとされている
- 金属機械の油脂を洗浄する用途で使用される
- 日本では食品に使用することが出来ない
- 甘い芳香をもつ液体
- 沸点は39.6℃
- 有機化合物で酢酸とエタノールで生成される
- 自然界に存在しており、パイナップルなどの果実中に存在する
- 香気が強く、香料として果実や果実エッセンスとして使用される
- 有機物を溶かす能力が強いことから塗料の溶剤として使用される
- 食品添加物として指定されているが着香のみの使用に限られている
- 沸点は77℃
海外で購入したカフェインレスコーヒー(デカフェ)は注意が必要です。





それではデカフェ(カフェインレスコーヒー)にはどんなものがあるのかご紹介します。
デカフェ(カフェインレスコーヒー)にはどんなものがあるのか?





健康志向の中、カフェインレスコーヒーの種類も提供しているお店も増えてきています。
自宅や職場で飲めるデカフェ(カフェインレスコーヒー)





いろんな種類が販売されています。
商品名をクリックすると詳細記事にジャンプします。



ご紹介している商品以外にもたくさんあります。随時追加していきます!
出先で飲めるデカフェ(カフェインレスコーヒー)





コンビニやチェーン展開しているお店でデカフェ(カフェインレスコーヒーが飲めます。
コンビニでカフェインレスコーヒーが飲めるのはローソンだけ。
店舗名をクリックすると詳細記事にジャンプします。



チェーン展開しているコーヒー店でもデカフェ(カフェインレスコーヒー)を提供しているお店が増えています。
店舗名をクリックすると詳細記事にジャンプします。



お店に入って飲む時間がなかったり、手土産にしたい場合にはテイクアウトできるお店も増えています。


【コーヒーのメリットを生かす】デカフェ(カフェインレスコーヒー)生活のススメ まとめ
コーヒーの飲み過ぎやカフェインの取り過ぎを気にされている方にデカフェ(カフェインレスコーヒー)を活用したコーヒーの飲み方を提案してきました。
- 一日のカフェイン摂取量を400mg(妊婦さんや授乳中のママさんは200mg)に抑えること
- 23時に寝ることを想定すると遅くても17時以降はコーヒーを飲まない
- 17時以降はデカフェ(カフェインレスコーヒー)にする
実際にデカフェ(カフェインレスコーヒー)でカフェインコントロールをしています。
デカフェ生活で1週間経過しました!


デカフェ生活で1か月経過しました!


今後もカフェインレス市場はもっと大きくなることが予想されます。



これからもデカフェの情報をご案内していきます!
上手にデカフェ(カフェインレスコーヒー)を活用してコーヒーのメリットを生かしていきましょう!