ドリップバッグのコーヒーがいまいち美味しくないなぁ~。
いつもそう思ってました。
ネットで検索するといろんな情報が出てきます。
だいたい書かれている内容な2点です。
- お湯の温度
- 蒸らし時間
しかし書かれている情報では温度や時間はかなり幅があります。
これは実際やってみないとわからないなぁ。
もちろん好みやコーヒー豆の種類・焙煎・挽き方によって違うと思います。
この記事を読んでいただくとドリップバッグコーヒーの美味しい淹れ方のコツがわかります。
実際やってみると傾向が見えてきますよ!
比較内容は9パターン、温度・時間・浸す
今回実際比較した条件は9パターン。
- お湯の温度 97℃(沸騰直後)・80℃・70℃
- 粉の蒸らし時間 なし・30秒・120秒(2分)
- ドリップバッグの状態 浮かす・浸す・120秒浸す
ドリップバッグを浸すのか、浮かすのかはドリップバッグの形状によって違いますが以前から疑問に思っていたので加えました。
- お湯の量は商品の表記通り一定(今回は140ml)
- お湯を投入するスピードは一定
- カップは事前に温める
- もちろん同じドリップバッグ
今回使用したドリップバッグはこちら!
商品名 | 「ちょっと贅沢な珈琲店」 レギュラー・コーヒー プレミアムドリップ スペシャル・ブレンド |
名称 | レギュラーコーヒー |
原材料名 | コーヒー豆(生豆生産国名:コロンビア・タンザニア他) |
内容量 | 112g(8gX14袋) |
販売者 | 味の素AG株式会社 |
お湯の温度は85℃が適温
お湯の温度 | 感想 | 評価 |
---|---|---|
97℃ | 香ばしい香りはするが非常に苦味が強い | × |
80℃ | 酸味を感じる香りと味 | 〇 |
70℃ | 香りが弱く、酸味が強い。そもそもコーヒーがぬるい | △ |
こんなに違いが出るんだ!
97℃で淹れたコーヒーは非常に苦味が強く出ました。湯気が多いこともあるのか香りは強く出ていました。
70℃で淹れたコーヒーはまずぬるいので美味しくなかったです。
湯気が少ないこともあってか香りも弱く感じました。
味については酸味を強く感じました。。
80℃で淹れたコーヒーは香りはまずまずでした。
少し酸味を感じ、バランスのとれたしっかりとした味を感じました。
温度が高いほど苦味が強く、低いほど酸味を強く感じます。
この傾向がわかれば温度調整をして好みの味に近づけることできるはずです。
蒸らし時間は30秒が適正
画像ではわかりづらいですが蒸らし無しが一番色が薄く、次に蒸らし2分が薄く、蒸らし30秒がしっかり色が出ていました。
蒸らし時間 | 感想 | 評価 |
---|---|---|
120秒(2分) | 全体的に味が薄く感じましたが酸味や苦味が出ていた | × |
30秒 | しっかりと味・香りが抽出できていた | 〇 |
なし | 良く言えばすっきり、悪く言えば色も味も薄いものが出来た | × |
蒸らし時間がについては適正な時間を見つけることが大切そう。まずは表示通りにしてみましょう!
しっかり蒸らした方が香りと味が抽出できそうなイメージでしたが逆に色が薄くしっかり抽出できていない感じでした。
味もコーヒー本来のしっかりした味ではなく酸味や雑味のある薄いコーヒーが出来ました。
お湯がスルスルとカップ内に落ちていく状態でした。
蒸らしていないコーヒーについてはよく言えばすっきり、悪く言えば色も味も薄いコーヒーが出来上がりました。
30秒蒸らしたものはしっかりとした香りと味が抽出されていました。
蒸らし時間は30秒が適正かな。
ドリップバッグを浸すのか浮かすのかは好み
ドリップバッグの形状やカップの形状で浮いた状態になる為、浸した状態との比較をしてみました。
浸した時間 | 感想 | 評価 |
---|---|---|
120秒(2分) | しっかりと抽出できていたが苦味のようなもの感じた | △ |
浸した状態で抽出 | しっかりと味が抽出できていて深い味わいがした | 〇 |
なし | しっかりと味は抽出できていたが少しさっぱりした感じ | 〇 |
これは好みの範囲かも。
120秒(2分)浸したものは雑味というかいろんな味が出ているように感じました。
浮かした方があっさり・さっぱりした感じでした。
あっさりしたものをお好みの方は背の高いカップで抽出するといいかも。
【ドリップバッグコーヒー】美味しい淹れ方はどれ?9パターンで検証 まとめ
実際に9パターンで検証してみました。
今回は「ちょっと贅沢な珈琲店」レギュラー・コーヒー プレミアムドリップ スペシャル・ブレンド で検証しました。
このドリップバッグコーヒーについては美味しい淹れ方は85℃・30秒・浸すでした。
豆の種類・焙煎・挽き方によって違いはあると思います。
ただ今回の検証でドリップバッグコーヒーの性質と特長は理解できました。
検証した後では格段に美味しくコーヒーを淹れることができるようになりました。
参考になれば嬉しいです。